「縁の下の力持ちとは、人の目につかないところで、他人のために支える苦労や努力をすること。」と辞典には書かれていますが、家づくりでも、ひとりでは出来ません。
誰かの助けを借りるなり、家族の支えがあって完成できます。
特に家族との話し合いは大切なものと最近よく思います。
ご主人の要望、奥様の要望、お子様がいらっしゃればお子様のご要望など、またご両親などとの同居となれば、それぞれの要望などが膨らんで膨大になることもあります。
それを悩みながら、纏めていく。立場の差こそあれ、みんな一家族、話し合いも直ぐには進みません。
資料を集めて、モデルルームを参考に行ってみたりして、「こんな形の家がいいね」とか「内装は明るい感じとか」「キッチンはこれが。お風呂はどれにする。」など夢も広がります。ついでにいくら位で建てられるのかも気になります。
今の収入で家賃を払っているなら、「同じ額の支払がいいとか。もうちょっとがんばれるかな」と気持ちは上がり調子。でも夢が実現するには、支えてくれる人がいます。
家族で話し合ってスタートを切るにも、検討する項目を羅列してみましょう。
書き出してみると案外、見落としている部分の気が付くことも。
住む場所変えるなら、近隣の状況や、普段の買い物、交通の便、学区、病院など一部ですが人によっては検討項目が増えることもあるでしょう。
また期間も余裕があれば、じっくりと考えられます。
急ぐのはやはり今までの事例でもあまり良い結果には結びつかないと思いますので、ゆっくり設計士と家族のような関係で進めていきたいです。
但し、工事などを進める段階ではゆっくりすると費用の割高に結びつきますから気をつけて下さいね。