間取りの失敗点でも動線の交差やリビングのソファなどの置き場所を通って2階へ行くなど、平面的に考えていると案外、見落としてしまう事もあります。
実際の動きを重ねて見ると、思わぬ使い勝手に支障があることに気が付きます。
キッチンやサニタリーなどへの繋がりは家事の負担を大きく左右します。料理や洗濯などを同時に行う場合は最短の通路を設置することで、無駄な動きが少なくなり、ストレスを軽減します。また、朝など、出かける場合はトイレ、洗面は混雑するので、この点も検討考慮。図面に一日に動きを描いてみるのも良いと思います。同時に時間差の順序なども忘れずにしましょう。
トイレは比較的音が大きく響きます。水を流す音、ウォシュレットの洗う音など、周りが騒がしい時には気になりませんが静かになると、結構気になるものです。
特にリビングに直接繋がっている場合や、玄関ホールと繋がっている場合は確認しておきましょう。
エアコンの室外機の音もベランダに設置する場合はモーターのうなり音が就寝時には気になりがち、設置場所も考えて。
窓も見えやすい所や見えては困る場所を確認しておき計画の段階から近隣の住宅の窓など
確認しておく事も大切です。
周りから、光が期待できない場合は天窓も有効な手立てになります。
建物に余裕がある場合は中庭を設けるのも良いでしょう。
電気配線は案外と見落としがち、しっかりとコンセントの位置やスイッチに位置を確認。
玄関からの動線と照らし合わせて連続的に繋がるようにスイッチに位置を検討しておくと、暗がりでスイッチを探すなど、思わぬ失敗を防げます。
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