こんにちは。一級建築士事務所フォルムの丸山です。
4月に入り、町田や横浜の公園でも、楽しそうにお散歩するワンちゃんたちの姿をよく見かけるようになりました。暖かな春の陽気は、大切な家族である愛犬・愛猫にとっても心地よい季節ですね。
注文住宅を検討されるお客様の中でも、「ペットを中心に考えたい」というご要望は年々増えています。
しかし、単に「傷に強い床にする」「ペット用ドアをつける」といった表面的な対策だけでは、本当の意味で“お互いに”ストレスのない暮らしは実現できません。
今日は設計士の視点から、ペットも人も、もっと自由で快適になれる「動線と素材」の極意をお話しします。
極意1:帰宅をスムーズにする「足洗い〜玄関」の動線
お散歩から帰ってきたとき、そのまま洗面所まで抱えて運ぶのは大変ですし、玄関先が泥だらけになるのもストレスですよね。
私たちがご提案するのは、玄関土間から直接アクセスできる、あるいは玄関横に設けた**「ペット専用の足洗い場(シャワー)」**です。
さらに、そこからパントリーやサニタリーへ直接抜けられる動線を作っておけば、お散歩バッグの片付けや足拭きが、室内に汚れを持ち込まずに完結します。この「汚れる場所を限定する」設計が、毎日の家事を劇的にラクにします。
極意2:足腰を守る「滑らない床」の真実
多くの室内犬が抱える「膝蓋骨脱臼(パテラ)」などの関節トラブル。その大きな原因の一つが、ツルツルと滑るフローリングです。
「ペット用コーティング」という選択肢もありますが、フォルムがおすすめしているのは、自然素材である「浮造り(うづくり)の無垢材」です。
木の表面に凹凸があるため、ワンちゃんの爪がしっかりとかかり、滑りにくくなります。また、合板とは違い、冬でも冷たくならず夏はサラッとしているため、一年中床でゴロゴロするペットにとって、これ以上ない快適な場所になります。
「傷がつくのでは?」と心配されるかもしれませんが、それも一つの「家族の歴史」です。どうしても気になる場所には、タイルカーペットをデザインの一部として埋め込むような設計も可能です。
極意3:「澄家(sumika)」が解決するニオイの問題
ペットと暮らす上で、避けて通れないのが「ニオイ」の悩みです。
来客時に「あ、ペットのニオイがする」と思われていないか、不安になることはありませんか?
ここで威力を発揮するのが、フォルムが標準採用している熱交換型第一種換気システム「澄家(sumika)」です。
「澄家」の最大の特徴は、排気口が「床面」にあること。
ペットのニオイの成分や抜け毛は、空気より重いため床付近に溜まります。天井の換気扇ではこれらを吸い上げるのが難しいですが、床面排気なら、ニオイが広がる前に足元から強力に屋外へ排出してくれます。
芳香剤でごまかさない、根本から空気が綺麗な住環境は、嗅覚の鋭いペットにとって何よりのプレゼントになるはずです。
家は、大切な家族全員が幸せになる場所
キャットウォークを壁のデザインとして取り込んだり、階段下のデッドスペースを「愛犬専用のヌック」にしたり。
設計の工夫次第で、ペットとの暮らしはもっと豊かになります。
「今の家ではペットが窮屈そうにしている」「もっと自由に遊ばせてあげたい」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度フォルムにご相談ください。
実際に私たちが手がけた「ペットと暮らす家」の事例もたくさんございます。
大切な家族全員が、のびのびと深呼吸できる家づくりを、一緒に考えていきましょう。
















