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【設計士の視点】雨の日のドロドロ帰宅をリセット。玄関を「汚さない・濡らさない」シューズクロークと土間動線

こんにちは。一級建築士事務所フォルムの丸山です。

5月も下旬となり、少しずつ梅雨の足音が近づいてきましたね。 これからの季節、多くの方が憂鬱に感じるのが「雨の日の帰宅」ではないでしょうか。

濡れた傘の置き場に困り、レインコートから水滴が滴り落ち、泥だらけになったお子様の靴で玄関のタイルがドロドロに……。 「家に入った瞬間から掃除の手間が増えて、どっと疲れてしまう」 そんなお悩みを、この時期のヒアリングでよく耳にします。

実はそのイライラ、ご家族のせいでも天気のせいでもなく「玄関の設計」に原因があります。 今日は、雨の日の帰宅ストレスをゼロにする、プロの「動線設計」についてお話しします。

■ 傘もカッパも室内に持ち込まない「深い軒」と「土間収納」

雨の日のストレスをなくす第一歩は、「濡れたものを室内に持ち込まない仕組み」を作ることです。

フォルムの家づくりでは、玄関ポーチに「深い軒」をしっかりと設けます。 軒が深いことで、雨の日でも濡れずにゆっくりと傘をたたみ、落ち着いて鍵を開けることができます。これだけでも帰宅時の慌ただしさが全く違います。

そして玄関を開けた先には、大容量の「シューズクローク(土間収納)」を隣接させます。 ここに濡れた傘を掛けられるパイプや、レインコートを一時的に吊るしておけるスペースを作っておくのです。 土間続きなので、濡れたアウトドア用品やベビーカー、泥だらけの長靴もそのままポイッと置くだけ。 メインの玄関ホールには一切水滴や泥を持ち込ませない「汚れる場所を限定する」設計が、劇的に掃除をラクにします。

■ 帰宅してすぐ「手洗い・お風呂」へ直行できる神動線

もう一つのポイントが、シューズクロークを抜けた先の「間取り」です。

私たちは設計の際、シューズクロークからそのまま脱衣所(洗面室)や浴室へ直行できる「裏動線」をよくご提案します。 この動線があれば、雨でずぶ濡れになって帰ってきたお子様も、リビングを通ることなく、汚れた服を脱いでそのままお風呂へ直行できます。

「玄関 → シューズクロークで濡れモノを脱ぐ → 洗面所で手を洗う → リビングへ」 この一連の流れを「歩くついで」に完了させること。 これこそが、私たちが考える「家事をゼロにする動線」です。

■ 嫌なニオイがこもらない「澄家」のチカラ

「でも、濡れた靴やカッパをシューズクロークに置いておいたら、ジメジメしてニオイがこもりそう……」 そんな心配も、フォルムの家ならご無用です。

私たちが標準採用している熱交換型第一種換気システム「澄家(sumika)」は、床面に排気口があります。 空気より重い湿気や嫌なニオイを、床下から強力に吸い込んで外へ排出してくれるため、シューズクローク内は常にカラッと爽やかな空気が保たれます。 芳香剤でごまかす必要もありません。

■ 憂鬱な梅雨を、快適な季節に変える家

間取りの工夫と性能の力があれば、「雨の日の帰宅」は決してストレスではなくなります。 むしろ、外の悪天候を忘れてしまうほど、家の中が最高の避難所になるはずです。

「うちの家族にぴったりの玄関動線を考えてほしい!」 そんなご要望がありましたら、ぜひ一度フォルムにご相談ください。 梅雨入り前の今こそ、雨の日も笑顔で過ごせる家づくりを一緒に考えましょう!

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