家づくりに必ず関わる事項の登記があります。登記をすることで、建てた家の所有者が誰かを明確にして、第三者に建物の所有者を明確にすることで、後々、建物が知らないうちに他人に取られないように、公の場に登録して自分の資産を守る行為として登記があります。
初めて家づくりでは権利関係の難しい事まで、知って建てる方は少ないと思います。
まして、大概が銀行やハウスメーカーの見積に反映されたものをそのまま受け入れて「これは必要なものなので」と、簡単な説明を受けてそのまま依頼しているのが、大半と思います。
確かに注文住宅を建てる場合は、建売住宅の様に初めから土地と建物が有って、自分たちが気に入った家があったら、購入するという中間の打合せに掛かる時間がほとんどありません。手間が省けると言えばその通り。でも、それなりにこだわって家づくりをしたい
人にとっては、満足がいかない買い物になってしまうので、注文住宅で自分たちに合った建物を建てたいと思います。
注文住宅となると打合せ多くなります、その打合せも終わりに近づいてきた段階で、いよいよ終わりかと思えば、次は建物の登記に関して少々お勉強をして頂き、その内容を知って頂きます。ここは資産に関わる部分なので特に、大切なことと考えています。
登記には結構専門家に依頼しなくても、自分たちで申請することも可能です。
案外と奥様が登記を作成して申請、受理されて費用の削減に成功した方も当社では、結構多くいます。初めから先入観で難しいと考えると尻込みしますが。実際に説明を聞き、準備すれば簡単に進められることに気づくはず。とりあえずは聞いてみることから初めて見ましょう。いろいろと自分たちで出来ることは何かを明確にして、注文住宅を建ててみるのも費用の節約にもなりますし。メンテナンスをする上でも大切な知識を得るチャンスにもなります。
家は建てて終わりではなく、どのように使って家族の幸せを築くか、その一手段でもあります。