家づくりのポイント

冬暖かく夏涼しい家

さて、冬暖かく、夏涼しい家ですが現在の家でしたら、断熱材、ガラスなどの断熱性能が

格段に良くなっております。具体的に数値でいうと(今回はグラスウールと発泡ウレタン)

グラスウール 16K 130ミリ厚さ 0.045w/mk

発泡ウレタン 100ミリ厚さ 0.034w/mkと数値が小さい程断熱性能が高いのが解ります。当然ガラスもLOW-Eガラスですと性能的に高い素材となります。

しかし、これらを上手に組み合わせても、人間の実際の体感では暖かく感じない場合もあります。個人差の部分も影響してきます。若い方、お年を召した方など、体形などいろいろ

の要因が複雑に絡み合って感じかたに違いが出てきます。

計画などにも拠りますが玄関扉の位置とその区画についてはかなり影響があることが

解ってきました。現在、当社では窓廻りも樹脂サッシにLOW-Eが標準ですが

玄関扉については断熱性能を上げた扉を設置しますが、通常の窓より気密性は劣ります。

また出入りの度に外気の影響を大きく受けるため、玄関廻りの区画が結構暖かい、寒いに

影響します。プラン計画では注意点です。

建物は全館暖冷房計画が一番過ごしやすいようです。設計においてもお客様の評価では

区画型より全館に空調が廻るのが過ごし易いとご意見を頂いております。

ただ、それぞれの考え方に違いが有りますのでよく設計士の方と相談してください。

プランでは吹抜けのパターンも多いですがポイントがありますので注意しないと

過ごしにくい家になります。ぜひ上手にプラン計画をして過ごし易い家づくりを

心掛けてください。

 

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