基礎

知っておこう!|注文住宅の建物に係わる工事店②

いよいよ上棟の準備となります。上棟には通常ですと荷揚げ用の重機を用意、構造材がプレカット工場より運ばれてきます。

事前に大工さんによる建物と基礎部分を連結する土台工事も終わり、職人さんが外部部分の工事がし易いように外部足場も準備完了、1階の柱材、桁材、2階床材、2階の柱、桁材と進み、最後は屋根部分の工事でほほ1日の工程が完了します。

養生をして、いよいよ内部工事と外部工事が分れて作業に移ります。

内部では大工さんが主役です。

サッシをつける下準備に入ります。サッシなどの外部の建具が入ると、外壁工事がスタート、屋根工事は済んでいますので、外壁工事店さんが、計画通りに部材を取り付けて行きます。内部では造作工事で下地工事が済んだ段階で仕上げ工事へと移っていきます。ここまで順調に行くように、お客様と打ち合わせた資料をもとに、部材が順番に現場に搬入されてきます。中間に設備の工事店、電気の工事店が進捗具合で下準備をします。

建物の暖かさを守る断熱工事が行われる段階で、工事の折り返し点を通過。

仕上げ工事が本格的に進み始めます。お風呂の設置も終わる頃、内部の仕上がりのイメージがはっきりとしてきます。各室内、廊下などの位置が明確になり、最終の設備機器などの搬入設置を行います。

外部の工事も完了し、足場を撤去、ここから外構工事へとバトンが移されます。完成間近。

内部も最終、内壁の仕上げ材を仕上げて完了。最終、検査を済ませてお引渡し。

概略を掻い摘んで、書きました。結構いろいろな職種の職人さんが係わって建物は完成します。

建築とは、いろいろな人が入る工事なので、なるべく熟練さんの職人さんに丁寧に造ってもらいたいと思うもの。木造建築では大工さんの技量が結構、仕上げに影響することが多いので、決まった専属大工さんは大事なパートナー。品質もここで大きく左右されてしまいます。ちょっと忙しい説明となってしまいましたが。ポイントが御理解頂き、ご参考にしてくださいませ。

 

 

 

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