こんにちは。一級建築士事務所フォルムの丸山です。
4月も半ばを過ぎました。 新しい職場、新しい学校、新しい人間関係。新年度の緊張感で気を張っていた日々から少し落ち着き、どっと疲れが出てくるのがちょうど今の時期です。「五月病」という言葉があるように、知らず知らずのうちに心と体にはストレスが溜まっています。
そんな時、皆さんの「家」は、その疲れをしっかりとリセットできる場所になっているでしょうか?
家づくりのプロとして私が考える、本当に価値のある家とは「最高の回復施設(リカバリー・スペース)」であることです。 今日は、日々の疲れを癒やし、明日への活力を生み出す「お風呂」と「ヌック」の設計マジックについてお話しします。
極上の回復施設1:五感を癒やす「スパのようなお風呂」
日本の住宅において、お風呂は「ただ体を洗う場所」として、間取りの隅に追いやられがちです。しかし、疲れた心身をリセットするためには、この空間こそ「極上のスパ」に変える必要があります。
設計士としてこだわるのは、「光」と「温度」のコントロールです。
まず、照明。煌々と明るい白い光(昼白色)は交感神経を刺激してしまい、リラックスできません。 フォルムでは、浴室の照明をトーンを落とした暖色系(電球色)にし、ダウンライトの配置を工夫したり、間接照明を取り入れたりすることで、温泉旅館のような落ち着いた雰囲気を演出します。
そして、最も重要なのが「温度」です。 お風呂上がりに脱衣所が寒ければ、せっかくのリラックス効果も半減してしまいます。私たちが標準採用している「マシュマロ断熱」と「樹脂サッシ」の力があれば、リビングから脱衣所、お風呂場まで家中の温度が一定に保たれます。 「ヒヤッ」とするストレスがゼロの環境こそが、最高の癒やしを生み出すのです。
極上の回復施設2:大人のための秘密基地「ヌック」
もう一つ、現代の家づくりで強くおすすめしているのが「ヌック(Nook)」という空間です。
ヌックとは、スコットランド語で「温かくて心地よい小空間」を意味します。 部屋というほど広くはなく、階段の下や出窓のスペース、リビングの一角などに設けた2〜3畳ほどの「おこもり空間」です。
人間は本能的に、少し狭くて囲まれた場所に行くと心理的な安心感を得る生き物です。 家族の気配は感じつつも、視線が遮られた自分だけの小さな空間。 休日の午後にそこでコーヒーを飲みながら本を読んだり、夜に少しだけお酒を飲みながらぼーっとしたりする。この「あえて何もしない余白の時間」を作れる間取りが、精神的な疲れ(五月病)を防ぐ強力なシェルターになります。
GWは、家族の「暮らし方」を考えるチャンス
家は、あなたと家族の心と体を守るためにあります。 間取りや性能の工夫ひとつで、毎日の暮らしは「温泉旅館」や「隠れ家カフェ」のように心地よいものに変わります。
いよいよ来週末からゴールデンウィークが始まりますね。 まとまったお休みは、ご家族で「どんな暮らしがしたいか」をゆっくり話し合う絶好のチャンスです。
「毎日、お家で極上のリラックスタイムを過ごしたい」 そう思われた方は、ぜひGW中にフォルムへ遊びに来てください。 実際の施工事例を見ながら、あなただけの「癒やしの空間」の作り方を一緒に考えましょう。















