家づくりの計画を始められると今まではよきご夫婦として
過ごして居られた方も、家づくりとなると話が違ってきます。
テレビのない時代は、本当に家族らしい生活を送っていました。
夕食は一緒に食べるのが普通でした。
寝るまでたわいも無い話をして、眠くなったら風呂に入って寝る。
今では食事はバラバラ。食べ終わったら、それぞれが個室で好きなことを。
家族とは言いながら、まるで他人が共同生活をしているようです。
夫婦と言っても、もとは赤の他人です。受けた教育、価値観、趣味嗜好、違います。
もう何から何まで違う者同士が、一緒に生活しているわけですからね。
結婚する時、ある程度、相手の価値観を理解したうえで結婚しているはずです。
しかし、全部が全部納得して結婚している人はいません。
どこかで妥協をし、知らないまま結婚していることが多いとおもいます。
これから「家を建てる」となると、お互いの価値観が本気でぶつかり合います。
好みや生活スタイルなどいろいろな押し問答が繰り広げられます。
しかし考えてみると丁度ここら辺がお互いの「考え」や「くせ」などを再度認識して
より責任と決断のバランスを見直して共にこれからの家族生活について見直しのチャンスでもあります。短い時間にあれやこれや決めるものもたくさん増えます。
ぜひ家づくりを通して内面の部分の成長に繋げて行けたら最高の喜びとなるのでは
ないでしょうか。