一級建築士事務所フォルム広報部です!
最近の家づくりで流行っているDIYについて書いて行きたいと思います。
当社では、建物費用の調整がつかない場合や標準仕様ではなく、自分の好み、使い勝手などから施主支給による工事部分の区割りなど要望されることがあります。
当社でもDIYの申し出については基本お受けしていますが、その場合は施工の責任部分の区割りをはっきりしてからお受けすることとしていまます。
内装の仕上げ材など施主が行う場合から、住宅設備などを変更したいなど、行動派のご主人などが居らっしゃる場合は積極的に取組まれる方もいらっしゃいます。
また端材など廃棄処分材を欲しがる場合もありますが、プロから見て使えないので捨てる判断をした材料では、良い物を造るには物足りないと思いますので、それなりの大きさの材料をお奨めしています。
特に見ていると簡単に出来そうに見えてしまうようですが、実際に経験すると「大変だった〜。」と言う方がほとんどです。
職人さんは本業なので、段取りから工具の使い方など、体に染み込んだ経験などから、テキパキと物事を進めて行くので、見ている側からは、簡単に自分でも出来てしまう様な錯覚になります。
やはりDIYをご計画なら職人にサポートについて頂きフォローされながら、進めて見るのが良い結果に繋がると思います。
当社で建てられた方には、本格的に工具まで用意して、テーブルや造り付け棚などを製作されている方もおります。
何だか丁度、物つくりのツボにはまってしまった様ですが製作個数が増えるほど、上手く造られます。
毎週末家族で家具製作は大変ですが、結構楽しいと思います。
反面、メンテナンスフリーを希望される方もいらっしゃいます。
こちらは、日々忙しい中で それ程、完成後はなるべく手間の掛かる作業は少なくしたい方々で、多少費用面などに差額が生じても、メンテナンスの手間が少なく、出来るなら正月ぐらいの年度末の大掃除ぐらいにしておきたいと思われる方など、建物も住まわれる方の生活パターンで結構、仕様に違いが生じるものです。
どの程度のメンテナンスと付き合っていけるのか、設計士と相談して進められる点が注文住宅の良い点でもあります。